グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



TOP >  研究・学会 >  総合政策研究科 >  研究科長 メッセージ

研究科長 メッセージ


我々の生きる現代。これほど先行きが不透明で予測が困難な時代はないといってよいでしょう。近年企業は、「地頭力」を有する人材、これまで経験したことのない状況を突破できる着眼力と問題解決力を備え、創造性と独創性に富んだ行動力ある人材を求めているといわれます。
こうした新しいキーワードが語られる混沌とした時代にあっては、旺盛な関心と多面的な知識をもち、多角的で総合的な視点と方法でもって直面する問題を探り出し、それを分析して解決に向けた政策を提起できる高度専門能力がますます期待されています。愛知学院大学総合政策研究科は、まさにそうした専門能力を養う仕組みを皆さんに提供しています。 

本研究科の第一の特色は、「人間環境コース」と「社会システムコース」を設け、前者では主として生涯学習、人間心理、教育を、後者では主に経済・環境政策および政治・国際政策を研究できる体制を備え、併せて両者の基盤となる情報関係科目やコミュニケーション英語科目等を配置していることです。
第二に、諸学問領域を個別的に学ぶのみならず、それらを統合的に把握する能力を培うカリキュラムを用意しています。その一つが研究科の複数の教員が担当する総合政策概論であり、さらにコラボーレーションタイムも設け、そこで教員全員と院生が一緒に議論できるようにしています。
本研究科では、修士課程と博士課程のそれぞれに院生研究室が用意される等研究条件が整い、また院生間の結びつきが強く、相互啓発的討論ができる環境に恵まれています。院生にとっては、特定テーマで修士論文や課程博士論文を完成させ、このことを通じて「政策形成志向型高度専門人」に育つことが課題です。
皆さんが本研究科で学び、所期の目標を達成するよう大いに期待しています。