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福島県震災復興体験・調査フォーラム


福島県震災復興体験・調査フォーラム(学生報告会)
――震災復興を題材に、行学一体型アクティブラーニングに取り組む――

総合政策学部の授業科目「総合政策d」は、①放射線についての知識を得たうえで被害状況を検討する、②コミュニティ論から防潮堤による防災のあり方を検討する、③人々の習俗的・文化的叡知の継承という観点から原発事故がコミュニティに与えた影響を考察する、と「被災」を多面的に考察することで、福島県のある地域コミュニティの被災をとりわけ特異なものにした原発事故の影響をできる限り正確に把握することを目的に展開されました。そして、この授業の「学」をさらに「行」としての実践と結びつけるきっかけとするために、総合政策学部では、「福島県震災復興調査」を企画、希望する学生とともに伊達郡川俣町山木屋地区及び国道6号線沿線を訪れ、被災現場を見て、地域のみなさんの考えを聴いて、未曾有の被害をどのように克服しようとしているかについて現地の状況を体験しました。
村田尚生教員の基調講演に続き、法政大学の服部友紀奈さん、総合政策学部の佐々木大記くんが報告をしました。学生報告を通し、地域復興に取り組む活動の現状と課題、失敗を恐れず挑戦することの大切さといったメッセージが伝えられました。